4月10日(水) 神戸凌霜午餐会第1531回例会 2019年04月10日

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神戸凌霜午餐会第1531回例会

日時:平成31年4月10日(水)12時から14時

会場:湊川神社「楠公会館」2F  菊水の間  

講師:神戸大学大学院保健学研究科長・教授 木戸良明

演題:「神戸大学で取り組む認知症予防"コグニケア"について

会費:2500円 

講師は、1986年に神戸大学医学部を卒業し、神戸大学医学部第二内科(当時)に入局。市立伊丹病院での臨床研修の後、神戸大学で医学研究を開始。1996年に学位取得後、1997年より米国国立衛生学研究所(NIH)に客員研究員として留学。1999年より、米国コロンビア大学糖尿病センターの客員研究員に。2000年に帰国後、神戸大学大学院医学研究科助教、講師を経て、2010年より、神戸大学大学院保健学研究科教授。保健学研究科副研究科長を経て、2016年より保健学研究科長。専門は内科学、特に糖尿病・内分泌。

 糖尿病は、現在世界で4億人を突破し、日本でも1000万人が罹患している国民病とも言える疾患である。また、糖尿病に罹患していると認知症の発症が3〜4倍に上昇することが明らかとなっている。認知症はまだ特効薬の開発には成功していない。以上のことから、認知症の対策は予防が注目されている。糖尿病を含む生活習慣病を予防・治療し、認知症に特有の脳機能の訓練が有効と考えられるが、神戸大学ではこれまでに蓄積した知見を中心として認知症予防プログラムを開発し("コグニケア")、神戸市民、兵庫県民、神戸大学卒業生に提供する試みを開始した。コグニケアについての現状と目標を解説していただきます。

奮ってのご参加をお待ちしております。

 聴講申し込み・お問い合わせ先:一般社団法人 凌霜会 電話078(805)3833・3834へ

            以上