6月12日(水) 神戸凌霜午餐会第1533回例会 2019年06月12日

2019.06午餐会hp用.jpg神戸凌霜午餐会第1533回例会

日時:令和元年6月12日(水)12時から14時

会場:湊川神社「楠公会館」2F  青雲の間  

講師:神戸大学大学院法学研究科教授    砂原 庸介氏 

演題:「選挙制度改革を考える」

会費:2500円 

 講師は1978年大阪府生まれ。2001年東京大学教養学部卒業。2003年東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻修士課程修了。2006年同専攻博士後期課程単位取得退学。2009年同大学院より,博士(学術)。大阪市立大学大学院法学研究科准教授,大阪大学大学院法学研究科准教授,神戸大学大学院法学研究科准教授を経て,2017年より神戸大学大学院法学研究科教授。この間,ブリティッシュコロンビア大学アジア研究所客員准教授(2016年8月~2018年8月)。専攻は政治学・行政学。

主著に『地方政府の民主主義』(有斐閣,2011年),『大阪』(中公新書,2012年),『民主主義の条件』(東洋経済新報社,2015年),『政治学の第一歩』(稗田健志・多湖淳と共著,有斐閣,2015年)他がある。

1990年代,日本では小選挙区比例代表並立制を導入する選挙制度改革が実現し,二大政党制に向かうだろうという期待が語られてきました。しかし20年以上経った現在,当初期待されていた二大政党制が実現したとは言えず,野党は分裂を抱えて脆弱な状態が続いています。今回のお話では,20年間の政治改革を総括し,期待されていたような政党の再編が実現しなかった理由を検討していったうえで,新たに考えられる改革について考えてみたいと思います。

奮ってのご参加をお待ちしております。

 聴講申し込み・お問い合わせ先:一般社団法人 凌霜会 電話078(805)3833・3834へ