4月14日(水) ◆神戸凌霜午餐会第1546回例会 2021年04月14日

DSC02454.JPG   神戸凌霜午餐会第1546回例会

日時:令和3年4月14日(水)12時~14時

会場:湊川神社「楠公会館」2F  青雲の間 

   会場の都合上、定員を60名とさせていただきます。 

講師: 神戸大学大学院医学研究科 微生物感染症学講座 感染治療学分野   

                    教授 岩田 健太郎 氏 

演題:「コロナについて」

<講師略歴>

1997年島根医科大学(現・島根大学)卒業。沖縄県立中部病院研修医、セントルークス・ルーズベルト病院(ニューヨーク市)内科研修医を経て、同市ベスイスラエル・メディカルセンター感染症フェローとなる。2003年に中国へ渡り北京インターナショナルSOSクリニックで勤務。2004年に帰国、亀田総合病院(千葉県)で感染症科部長、同総合診療・感染症科部長歴任。2008年より現職。

米国内科専門医、感染症専門医、感染管理認定CIC、渡航医学認定CTHなどに加え、漢方内科専門医、ワインエキスパート・エクセレンスやファイナンシャル・プランナーなどの資格ももつ。

<講演概要>

これまで、日本では患者さんをみる感染症のプロがあまりいないのが問題でした。感染症の診断・治療が日本の医療現場で必ずしも妥当に行われてこなかった歴 史もあります。先進国ではまれな病気である麻疹(はしか)が流行ったり、子どもの髄膜炎が多いなど、予防できる感染症がきちんと予防できていないのも日本の大きな問題です。昨年2月にクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」に入って、コロナの初期対応にあたられた「感染症のプロ」である講師にコロナ禍の現状と今後の課題についてご講演いただきます。

聴講申し込み・お問い合わせ先:一般社団法人 凌霜会 電話078(805)3833・3834へ