8月09日(水) 神戸凌霜午餐会第1511回例会 2017年08月09日

8月午餐会①.JPG神戸凌霜午餐会第1511回例会

 

日時:平成2989日(水)12時~14

会場:湊川神社「楠公会館」2F 青雲の間

神戸市中央区多聞通311

TEL078-371-0005

会費:2500円

講師:神戸大学海洋底探査センター長、理学研究科教授  巽 好幸氏

演題:「地震・火山大国ニッポンに暮らす覚悟」

1954年大阪府生まれ。理学博士。専門はマグマ学。京都大理学部卒、83年東京大理学系研究科博士課程修了。京都大総合人間学部教授、同理学研究科教授、東京大海洋研究所教授、独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)プログラムディレクターを経て2012年、神戸大理学研究科教授、16年同大海洋底探査センター長。03年日本地質学会賞、11 年日本火山学会賞、12年米国地球物理学連合(AGU)N.L.ボーエン賞、16年井植文化賞

主な著書に「地球の中心で何が起こっているのか 地殻変動のダイナミズムと謎」(幻冬舎新書2011年)、「いちばんやさしい地球変動の話」(河出書房新社、同)、「地震と噴火は必ず起こる 大変動列島に住むと言う事」(新潮選書2012年)「和食はなぜ美味しい 日本列島の贈りもの」(岩波書店2014年)、「富士山大噴火と阿蘇山大爆発(幻冬舎新書2016 年)など

日本は世界一の地震大国、火山大国です。そこに暮らす私たちは、ちゃっかりと列島からの恩恵を甘受しています。温泉や絶景はもちろんのこと、実は世界に誇る和食ですら変動帯日本列島ならではのものなのです。一方で、私たちは列島から地震や噴火という試練も与えられています。特に今後100年間に1%の確率で発生する巨大カルデラ噴火は、最悪の場合「日本喪失」を招きます。なぜこんなにも日本列島は変動するのか? 私たちはこれにどのような覚悟で立ち向かえば良いのか? 神戸大学が世界に先駆けて始めた海域巨大火山研究の最新の成果もご紹介しながら、考えていきたいと思います。         以上

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聴講申し込み・お問い合わせ先:一般社団法人 凌霜会 電話078(805)3833・3834へ