3月11日(水) 神戸凌霜午餐会第1483回例会 2015年03月11日

koishihara.jpg神戸凌霜午餐会第1483回例会

 

日 時:平成27311日(水)12時~14

場 所:湊川神社「楠公会館」2F 青雲の間

     神戸市中央区多聞通3-1-1 TEL078-371-0005

講 師:日本プロジェクトマネジメント協会会員 小石原健介 氏

演 題:「福島第1原発事故から4年 その真相と課題を探る」

会 費:2,500円 

  講師は、昭和16年兵庫県生まれ。昭和38年神戸商船大学機関学科卒業後、4年間の海上勤務を経て川崎重工業に入社。ドーバー海峽トンネルフランス側掘削機プロジェクト現地所長など一貫してプラント建設に携わる。

 講演概要

 福島第1原発事故から4年を経過した今も12万人が避難する、史上最悪の事故を起こした日本。原発を継続すべきか、廃止すべきか、あるいは長期的に縮小の方向にもつてゆくべきか、についての真剣な議論や国民的な合意のないまま、政府は2014年4月11日、国のエネルギー政策を示す「エネルギー基本計画」を閣議決定。安倍政権は、民主党政権が打ち出した2030年代の「原発稼働ゼロ」方針を撤回し、原発回帰に向け大きく舵を切ることを宣言した。事故を簡単に想定外の地震と津波による「自然災害」として封印し、なぜ「人災」としての事故を直視しないのか。これでは原発が日本の禍機となることを否定できません。 ここでは事故の真相と次の課題を探る。

●汚染水問題の深刻化、●核燃料の移送 ●除染はどこまで進んだか ●いまだに不明な原子炉内部の状態 ●困難な廃炉への道 ●人材育成や組織に関するソフト面の強化と現場作業員の確保

●エネルギー問題●トルコへの原発輸出 ●核燃料の最終処分地

                                                  以上